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モノポン ゲーム化プロジェクト 制作編

モノポン ゲーム化プロジェクト 制作編

ピックアップ 2019.09.09

当サイトのキャラクター「モノポン」の人気上昇のため、今度はゲームを作ってみます!

相変わらずの不人気

モノボン制作担当のワタナベです。

モノポンをキャラクターとして人気を確立させるため、LINEスタンプのリリースを行うコト2回・・・。

第1弾スタンプは、社長が関係者にプレゼントした10個のみの売り上げとなり惨敗でした。

第一弾のスタンプ販売から約半年後。その失敗を受け、スタンプ数を40個に増やしリリースした第2弾LINEスタンプ。

その売り上げは・・・9個

(;´・ω・)ヘットルヤナイカイ

現在のLINEスタンプSTOREをのぞいてみると、ものすごい数のスタンプが毎日リリースされています。

その中で、上位表示されるのは人気クリエイターの作品であり、モノポンスタンプを売るのは難しいかもしれません。

しかし、売上が減っとるやないかい!関係者が減っとるやないかい!

・・・。

まぁ、原因を言い出したらキリがないので、コレは根本のテコ入れが必要というコトで、モノポンの知名度を高める作戦を考えました。

ゲームアプリに勝機あり!

今のご時世、スマホ時代といっても過言ではないでしょう。

その中で、ゲームアプリの利用者は約5割と言われており、とても身近なツールとなっています。

もし、モノポンがゲームアプリになって、たくさんの人に遊んでもらえたら、否が応でも人気と知名度は上がるはず!

・・・

この浅い考えが、ゲームアプリ開発という地獄の幕開けとなりました・・・。

RPGツクールMV

簡単に「ゲームアプリ開発」といっても、その方法は様々です。

「Java」「Swift」などなど、少なくともプログラムを書く専門知識が必要となります。

ちなみに自分には、それらの専門知識はありません・・・。WEBデザインに必要な知識は多少ありますが、あくまでWEB(ホームページ等)開発の知識です。

そこで、専門知識がなくてもゲームアプリが作れるソフト「RPGツクールMV」の出番です!

RPGツクールMV© KADOKAWA CORPORATION 2019

その名の通りゲームのジャンルである「RPG」のゲームを作るソフトで、その歴史は1990年に1作目がリリースされてから11作目となります。

直感的な操作でゲームを作ることができ、アイデア次第では「アクション」「シューティング」といったRPG以外のゲームを作ることもできます。

簡単にRPGツクールMVでのゲームプログラミング方法をご紹介します。

プログラミングの基本というか、基礎となるのは条件分岐です。
条件分岐とは「〇〇がAの時は●●になる」というような、条件次第で結果が変わることを言います。

らしい言葉を使うと小難しくなりますが、簡単な話
「空腹の場合、食べ物を食べる。満腹の場合、食べ物を食べない。」
たったこれだけの話です。プログラミングとは、こういった条件分岐の集合体といっても過言ではありません。

では、簡単な条件分岐をRPGツクールMVで作ります。
町の人に話しかけると「今日はいい天気ですね」と聞かれ、それを「はい」「いいえ」で返事し、その返事によって結果を変えます。

条件分岐

条件分岐2

上の画像は、その条件分岐をRPGツクールで実際に作ったモノです。
「はい」「いいえ」に対するリアクションを選ぶだけで、イベントを作ることができます。

キャラクターやマップ、背景、BGMや効果音など、ゲーム作りに必要な素材はあらかじめ用意されています。
画像を作る技能があれば、キャラクター、マップ、背景は自分で作ることもできます。

そして驚くべきは、作ったゲームの公開方法。
ブラウザに作成したゲームを掲載することができるので、いちいちダウンロードする必要もありません。
またスマートフォンでプレイすることが可能!またスマートフォン用アプリに変換することもできるとのこと。

この素晴らしい機能の数々を社長に熱弁し、ソフトを買ってもらいました('ω')b

作るゲームの内容を考える

買ってもらったとなると、もう後には引けません。

とりあえず、作るゲームの内容を考えていきます。

「RPGツクール」なので普通にRPGを作るコトも考えましたが、不人気とはいえカワイイ系のキャラクター「モノポン」です。
武器を握って怪物を殺して回るってのはさすがに違う気がします。

短時間でサクっとプレイできて、不動の人気を誇るゲームジャンル・・・。
RPGツクールの機能だけで作ることができる内容・・・。

脱出ゲームしかない!

脱出ゲームとは、閉鎖された建物や室内で数々の謎を解き、最終的には脱出するという内容のゲームです。

ゲームが苦手な人でもプレイでき、制作も比較的簡単とだけあって、ネット上に数多く存在し、現在も人気を誇るゲームジャンルです。

我ながら、なかなか良いところに目を付けました。

RPGツクールMVのシステムを見てみると、キャラクターを歩かせるだけで12個の画像を作る必要がありました。
登場人物が多いRPGに対し、脱出ゲームでは主人公の「モノポン」だけ作ればいいので、その点も楽です。

というわけでジャンルを「脱出ゲーム」と決め、本格的に制作に入りました。

ゲームの内容・謎を考える

まずはゲームの内容や、脱出に必要な「謎」を考えていきます。

自分にとっても初めてのゲーム制作です。風呂敷を広げ過ぎず、あくまで「ミニゲーム」程度のボリュームにとどめたいと思います。

ラフ

誰に見せる訳でもないので、書きなぐるような形ではありますが、上の画像はコレから作る脱出ゲームの設計図です。
生意気にもボカシを入れてる箇所がありますが、ソコには謎の答えが書いてあります。

脱出ゲームはたまにやりますが、謎は「解く」より「作る」方が楽だというコトがわかりました。

とりあえず、作る方も「初心者」なので「脱出ゲーム初心者」でも解ける難易度にしようと思います。

画像を作る

先述した通り、ゲーム作りに必要な画像はあらかじめ用意されています。
しかし、それらはすべて、自分の手で作ることもできます。

弊社はWEBサイトだけでなく、画像やDTPも制作する会社です。
あらかじめ用意された画像を使うのは、デザイン会社の名折れです。

という訳で、画像を作ってくれる人を探すべく周囲を見回してみました。
そこには、税率変更前の対応で、仕事に追われる皆々様のお姿がありました。

そんな中、「ゲーム作るんで画像作ってください」なんて言った日には、いよいよぶっ飛ばされます。
そこで、多少面倒ではありますが、自分で作ることにしました・・・。

画像を作るには「フォトショップ」や「イラストレーター」を使うのが一般的ですが、大切なのはそれを作る技術やセンスがあるか無いかです。
残念ながら、自分にはそれがありません・・・。

そこで、昔懐かしのビジュアルにするべく、ファミコン風のドット絵でキャラクターやマップを描くことにしました。

ドット絵を作るソフトも存在しますが、頑張ればフォトショップでも作ることができるのでそうします。

RPGツクールMVのマップは、1マスが48ピクセルです。
それをドット絵風に見せるには2×2ピクセルを1ドットと仮定し、
鉛筆ツールを2pxに設定して点描のように1ドットずつ色を付けていきます。

点を打っては全体を見て、点を打ってはまた繰り返す。
絵がヘタな人、画像を作る専門技術が無い人でも作れるのが「ドット絵」ですが、
やってる内に気が狂いそうになります。

ドット絵制作

そうして出来上がった画像は約60点。気が遠くなるように感じましたが、実際にかかった時間は5時間程度でした。

ドット画像

曲を作る

RPGツクールMVでは、画像の他に、オリジナル楽曲をゲームのBGMや効果音として使用することができます。

音楽の形式は「Ogg」「AAC(m4a)」のみを使用することができます。

もちろん、ネット上にあるフリー素材のBGMを使うこともできますが、ファミコン風の映像に合うBGMはなかなかありません。
そこで、作中で使う楽曲も自作することにしました。

使用するソフトは「Cakewalk by BandLab(旧SONAR)」という無料ソフトです。
その機能は、とても無料とは思えないほど豊富で、かつては有料だったのもうなずけるボリュームです。

外部の楽器をつないで演奏し、それを録音して曲を構築することもできますが、今回はCakewalk by BandLabに備わっているバーチャル楽器を使って曲を作ります。
いわゆる「打ち込み」というヤツです。楽器がなくてもマウスがあれば手軽に作曲することができます。

上の画像がCakewalk by BandLabの画面です。ゴチャゴチャっとしてるようですが、使ってみると洗練されたデザインで使いやすいです。
ピアノの鍵盤みたいなのがありますが、タイムライン上にその鍵盤の位置する音を打ち込んで、曲を構築していきます。

使用できる楽器は「ピアノ」「ギター」「ベース」「ドラム」があり、「エフェクター」で音色を変えることができます。
しかし今回のファミコン風の映像にはファミコン風の8bitサウンドが似合うはずです。
そこで、ファミコン風の8bit音を出すことができる音源プラグイン「Magical 8bit Plug」を導入してみました。

このプラグインを使用するだけで、生音に近かった楽曲がファミコンサウンドに変貌します。
Magical 8bit Plugの設定を変えれば、ドラムのような音も出せるので、ファミコン風サウンドを作りたい方はぜひ「Magical 8bit Plug」を使ってみてください!
ちなみに、ゲーム内で使用するSE(効果音)もMagical 8bit Plugを使って自作しております。

偉そうにゴチャゴチャと書きましたが、自作した楽曲のクオリティーは大した事ないのでご期待しないようお願いします。
「8bitサウンド=チープな音楽」では決してありません。
「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」「ロックマン」「ダブルドラゴン」などなど、ファミコンながら名曲は数多く存在します。機会があればぜひ、ファミコンの名曲を聴いてみてください!

RPGツクールMVでゲームを作る

やっとです・・・。

ゲームを作りはじめて約1日・・・。ここに来てやっとRPGツクールMVで作業を行います。
公式が公開している「RPGツクールMV 初心者講座」を見れば、一通りの機能を把握することができ、ゲームを作る知識は身につきます。

作り方はご紹介した「RPGツクールMV 初心者講座」を見てもらった方がいいので、この記事では解説はしません。

実際の画面 RPGツクールMVでの開発画面

このRPGツクールMVを実際に使ってみて、本当に分かりやすいと思いました。
初心者でも感覚的に作ることができ、慣れればシステムを自作することも可能らしいです。

そんなこんなで作業するコト約4時間・・・。ついに処女作となるゲームアプリが完成しました!

粗削りな箇所もありますが、脱出するコトはできるので良しとします!

次回予告

ゲームは完成したので、次回はゲームアプリの公開・配布を行います!

よろしければ、またご覧ください!そして、今回作ったゲームをプレイしてみてください。

ココまでお読みいただき、ありがとうございました。

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